シャダフォン

ブータンの鶏スープをアレンジしたものだ.

東西限らず,飯,特にスープはその民族の文化であり,

同時に彼らが生きてきた証拠だ.

量: 2人前

調理時間: 20分

カテゴリ:飲み物

材料

    • 鶏もも 200g

    • 玉葱 1/3

    • 生姜 ひとかけ

    • 唐辛子粉末 適当

    • 春雨 50g

    • 塩 適当

    • サラダ油 大さじ1

    • 水 鍋いっぱいくらい(マジ適当)

道具

    • ガスコンロ

    • まな板

    • 包丁

    • やはり計量カップがあると便利だ

準備

まず春雨を水につけようか.これがふやける間に下ごしらえだ.

まず鶏ももの肉皮を取る.唐揚げの半分程度の大きさに切ってくれ.味がよくしみるようにな.できたら早速鶏肉とサラダ油を,水を入れた鍋にぶち込んで,炊く.この間にべつのことをしよう.

生姜は薬味でもあるが具でもあるので,粗めに切る.玉ねぎは適当に薄切り.ところで肉皮は唐揚げにして食べよう.明日のつまみが決まったわけだ.

肉の色が白く変わったら,戻した春雨,玉葱とショウガをぶち込む.味付けは塩だ.玉葱に透明感が出たら,唐辛子を入れて混ぜる.

あとは器に注ぎ,完成だ.最後にお好みで醤油を垂らしてもいい.美味しく飲もう.

注意など

すでにお気づきと思うが,この料理は大して材料費が高くない割に,腹も満たされて何より美味い.鶏を水炊きすることによって鶏エキスがスープにしみ出るわけだ.安い鶏でもしっかり味がついてくれるので,他の料理にも応用できるな.味付けも塩,醤油で,家にあるもので作れるので経済的.

この料理は鶏を煮込むのに少々時間がかかるが,煮込んで居る間に作業が出来るので空腹感は敵にならないだろう.春雨に染み込んだ鶏の香りを存分に楽しんでくれ.

なお本場のシャダフォンは,シャダフィンという.フォンはきよしフォンのフォンだ.この料理はNHKのアジアクロスロードという番組で紹介されていたが,作り方は独自に考えたものだ.本家サイトにも作り方は記載されているので,こちらのやり方で作れば本場の味に近づくはずだ.